韓国ドラマ「魔王」の視聴率はどれくらいだったんでしょうか

韓国ドラマ「魔王」は2007年に放送されていた復讐劇ドラマで全20話となっています。

「魔王」は若手実力派俳優が多く出演していたため、韓国だけではなく日本の韓流ファンから注目されていました。

日本でも放送されており、注目度があったドラマですが、一体視聴率はどれくらいあったのでしょうか？

韓国ドラマ「魔王」の視聴率はどれくらい？

韓国ドラマ「魔王」の視聴率ですが、全20話の平均視聴率は8.3％となっています。

韓国では21時55分に放送していましたが、日本で放送するときには昼の12時20分～と主婦の人が見やすい時間帯に放送していましたが、平均視聴率は10％を下回る結果となっています。

韓国では最高視聴率が20％以上とかなり高い数値でしたが、日本では視聴率で見るとイマイチな感じでした。

視聴率を細かく見ると、

・1話（10.1％）・2話（9.7％）・3話（9.6％）・4話（8.3％）・5話（8.6％）・6話（9.1％）・7話（8％）・8話（8.1％）・9話（7.8％）・10話（7.7％）・11話（7.7％）・12話（7.4％）

・13話（6.6％）・14話（7.3％）・15話（6.8％）・16話（7.7％）・17話（8.6％）・18話（8.7％）・19話（8.6％）・20話（9.1％）

1話だけが10％以上でその後は、一桁台と低迷していますが、なぜ日本では視聴率が低いのかと言うと、まず1つ目は時間帯です。

昼の12時20分から放送されていましたが、その時間に見られるのが主婦でその他は仕事などで見られない人が多いため視聴率が下がってしまっています。

2つ目としては、物語を理解するまで時間がかかるため見るのをやめてしまう人が多かったからだと思われます。

3つ目は、ストーリーで殺人の場面が多くR指定になっていたため、未成年が「魔王」を見る機会が極端に少なかった。

「魔王」は完成度がとても高いドラマと言われていますが、逆に高すぎて視聴率に影響が出ています。

ストーリーが郵便物で届いたタロットカードから始まっているんですが、身近にタロットカードを触れる機会がないので、なかなかのめり込めなくて途中で見ない人が多くなってしまいました。

上記で紹介した視聴率を見ればわかりますが、ストーリーが進むにつれて視聴率が少し下がってきています。

しかし、見なくなってしまった人は、韓流ドラマを普段から見ていない人が多く、口コミでは「初めて韓国ドラマを見ようと思って魔王を見たが話がなかなか理解できなかった」とありました。

一方もともと韓流ドラマファンの人は「好きな俳優が出ているドラマなので見ていて楽しい」などと最後まで見続けている人がほとんどでした。

好きな俳優などが出演しているとストーリーが複雑でもある程度集中できるようですね。

「魔王」ドラマのキャストは

次にドラマ「魔王」のキャストについて紹介していきたいと思います。

・カン・オス（オム・テウン）

　真面目で命を懸けて犯人を逮捕する正義感の強い刑事。

しかし12年前の高校生の時に同級生を刺して殺してしまう過去をもっており、過ちを反省する為に刑事となった。

・オ・スンハ（チュ・ジフン）

　貧しい人などの弁護も自分から引き受けるなど、弁護士の模範的存在。

しかし、12年前に殺された高校生の弟で権力で罪を逃れたカン・オスに復讐するため弁護士となり、裏では殺人事件を繰り返す悪魔。

弁護士の時は爽やかな笑顔が印象的でしたが、殺人を犯している時のギャップには驚きました。

・ソ・ヘイン（シン・ミナ）

　図書館司書で生物や物を触れると思念や経歴を辿ることができるサイコメトラー。

　サイコメトラーってあまり親近感のない特殊能力だが、ストーリーでは重要な能力。

・チェ・グァンドゥ（キム・ギュチョル）

　法律事務所職員で12年前の刺殺事件の担当捜査をした元刑事。

　口は堅いが怒りやすい性格。

・パン・チャンホ（チュ・ジンモ）

　カン・オスの上司で捜査第5課の課長でチェ・グァンドゥの元同僚。

12年前の事件の真相を知っているのか気になりますよね。

・カン・ドンヒョン（チョン・ドンファン）

　カン・オスの父親で議員。権力で息子の事件を正当防衛になるように操作した。

　権力がすべての性格で、自分中心の性格。

　権力で物を言わせる父親は嫌ですよね。

・キム・ヨンチョル（チョ・ジェワン）

　自分をかばって殺されたチョン・テフンに恩を感じている主人公の旧友。

・ソン・ジュンピョ（キム・ギョンイク）

　新聞記者で当時の事件の内容を歪曲した記事で記載した。

他にもたくさんのキャストが出演していますが、主要キャストのみを紹介させていただきました。

主人公で父親の権力で罪を逃れたカン・オスと兄を殺され権力で左右された社会に不満を持ち復讐を誓うオ・スンハとの展開がどのようになるのか気になりますよね。

「魔王」ドラマのストーリーと評価

韓国ドラマ「魔王」全20話見終わったー！
泣きすぎて目が痛いし、時間を見たら3時∑(ﾟДﾟ)
満足！韓国ドラマやっぱり好き〜 pic.twitter.com/r0sYyZ1hNm

— momokan (@GGGreen_day) September 30, 2016

最後に「魔王」のストーリーと評価について紹介していきたいと思います。

主人公で刑事のカン・オスの元に差出人不明で1枚のタロットカードと奇妙なメッセージが届いて困惑していると、その日の晩に大物弁護士が殺され、現場にはカン・オスに届いたタロットカードと同じものが残されていた。

捜査を続けているとサイコメトラーのソ・ヘインと弁護士のオ・スンハと出会う。

過去に殺人を起こしてしまった罪悪感から刑事となったカン・オスとそのカン・オスに兄を殺され復讐に燃えるオ・スンハの宿命的な対決と2人を繋ぐサイコメトラーのソ・ヘインを軸にして起こる12年前の事件の真相や新たな殺人事件のストーリーとなっています。

次は実際に「魔王」を観た人の評価を紹介したいと思います。

「カン・オスとオ・スンハのやり取りが絶妙。」

「何回観てもレベルの高さが実感できるドラマ。殺人を導く殺人はかなり斬新」

「ラストシーンのカン・オスがオ・スンハに「生きろ」と言っているシーンで涙が溜まらなかった」

「感動しすぎていっぱい泣いた」

評価では、主人公のカン・オスと復讐に燃えるオ・スンハのやり取りに関しての内容が多く、特にラストシーンでの２人の会話内容が衝撃を与えていました。

私個人的な感想ですが、「魔王」は、カン・オス目線でドラマを観るのとオ・スンハの目線で観るのとでは全く違った感情になるので何回観ても楽しめるドラマだと思いました。

最初は、主人公のカン・オス目線で過ちを反省する為に更生して刑事になり、事件を解決していくが12年前の事件にたどり着いていくストーリーで面白いです。

2回目を観る時は、反対側の兄を殺したカン・オスに近づく為に弁護士となり、殺人事件を起こして12年前の復讐をしてやろうとするオ・スンハ目線で観ると新鮮な感じで観ることができました。

韓国ドラマ「魔王」の視聴率 まとめ

今回は、ドラマ「魔王」の視聴率や評価について紹介しました。

「魔王」は少し複雑なストーリーなので、私自身も初めて見た時は内容を理解することができませんでしたが、最終話まで見て「そうゆうことか」と「魔王」の素晴らしさが理解できました。

その後、もう一回最初から観たら、また違った主観でドラマを観ることができ、1回目より2回目の方が「魔王」を楽しく観ることができました。

なかなか2回も観る時間が無い人は、今回の内容を参考に、カン・オスとオ・スンハの思いを知ったうえで「魔王」を観るとストーリーに入りやすくなると思います。